女性ホルモンを整えるハーブティー8選|効果と飲み方
「生理前になると、なんかイライラする」「最近、周期が乱れがちで…」
そんな声、周りでもよく聞きます。わたし自身も20代後半から、生理前の不調が目立つようになって、何か自然な方法でケアできないかなと思っていました。
そこで出会ったのが、ハーブティー。薬じゃないから気軽に取り入れられて、しかも研究で効果が示されているものもある。今回は、女性ホルモンのバランスをサポートしてくれるハーブティーを8つ紹介します。
ハーブティーで本当にホルモンは整う?
正直に言うと、「飲んだ瞬間にホルモン値がぐんと変わる!」みたいな劇的な効果があるわけではありません。
ただ、いくつかのハーブには、ホルモンに似た作用を持つ成分(植物性エストロゲン)が含まれていたり、ホルモンバランスを調整する働きがあることが、海外の研究で示されています。
もちろん個人差は大きいし、何か深刻な症状がある場合は婦人科へ。でも「毎日のケアに、ちょっと取り入れてみる」くらいの感覚なら、試してみる価値はあると思います。
ホルモンバランスをサポートするハーブティー8選
1. チェストベリー(チェストツリー)
何に効くの?
PMS(月経前症候群)の緩和に、いちばん研究が進んでいるハーブ。イライラ、胸の張り、頭痛などに効果が期待できます。
どう作用する?
脳下垂体に働きかけて、プロラクチンというホルモンの分泌を抑制。その結果、黄体ホルモン(プロゲステロン)とのバランスが整うと言われています。
飲み方
朝に1杯。少し苦みがあるので、ハチミツを加えても。効果を感じるまでに2〜3ヶ月かかることが多いので、気長に続けるのがポイント。
注意点
妊娠中・授乳中は避けてください。ピルやホルモン療法中の人も、医師に相談を。
2. レッドクローバー
何に効くの?
更年期症状の緩和によく使われるハーブ。ホットフラッシュ(のぼせ・ほてり)や気分の落ち込みに。
どう作用する?
イソフラボンが豊富で、植物性エストロゲンとして働きます。エストロゲンが減少する更年期に、マイルドに補ってくれる感じ。
飲み方
1日1〜2杯。クセが少ないので飲みやすいです。
注意点
エストロゲン依存性の疾患(乳がん、子宮筋腫など)がある人は避けたほうが無難。血液をサラサラにする薬を飲んでいる場合も、医師に確認を。
3. ラズベリーリーフ
何に効くの?
「安産のお茶」として有名。子宮の筋肉を整えて、生理痛の緩和や出産準備に使われます。
どう作用する?
子宮の筋肉に作用して、収縮と弛緩をスムーズにすると考えられています。直接ホルモンに働きかけるというより、子宮環境を整える系。
飲み方
生理前や生理中に。妊娠後期(36週以降)にも推奨されますが、妊娠初期〜中期は避けたほうがいいと言われています。
注意点
妊娠初期は控えて。出産が近い時期に飲む場合は、助産師さんに相談してから。
4. セージ
何に効くの?
ホットフラッシュや寝汗など、更年期の「ほてり系」症状に。
どう作用する?
発汗を抑える作用があります。ホルモンそのものを調整するわけではないけれど、更年期のつらい症状を和らげてくれる。
飲み方
1日1〜2杯。香りが強いので、好みが分かれるかも。
注意点
妊娠中・授乳中は避けてください。てんかんの持病がある人も控えたほうがいいと言われています。
5. ローズヒップ
何に効くの?
ビタミンCが豊富で、ホルモンバランスというより「体調全般を底上げする」系。肌荒れや疲労感にも。
どう作用する?
ビタミンCは副腎の働きをサポートして、ストレスホルモンのコントロールに役立ちます。間接的に女性ホルモンのバランスにもプラスに。
飲み方
いつでも。酸味があるので、他のハーブとブレンドしても飲みやすい。
注意点
特になし。安全性が高いハーブです。
6. カモミール
何に効くの?
リラックス効果が有名ですが、生理痛の緩和にも使われます。
どう作用する?
抗炎症作用と鎮痛作用。ホルモンに直接働くというより、痛みやストレスを和らげることで、間接的にバランスをサポート。
飲み方
夜寝る前に。体が温まって、リラックスできます。
注意点
キク科アレルギーの人は避けて。
7. レディースマントル
何に効くの?
ヨーロッパで「女性のためのハーブ」として古くから使われてきました。生理不順や生理痛に。
どう作用する?
プロゲステロン様作用があると言われていますが、研究はまだ少なめ。伝統的に信頼されてきたハーブ。
飲み方
生理周期に合わせて。
注意点
妊娠中は避けたほうが無難。
8. フェンネル
何に効くの?
消化をサポートするイメージが強いけれど、実は植物性エストロゲンを含んでいます。生理不順やPMSに。
どう作用する?
エストロゲン様作用。ただし効果は穏やか。
飲み方
食後に。甘い香りで、意外と飲みやすい。
注意点
妊娠中・授乳中は大量摂取を避けて。エストロゲン依存性疾患がある人も注意。
どれを選べばいい?
こうやって並べると、「結局どれがいいの?」って思いますよね。
個人的には、まず自分の悩みに合わせて選ぶのがおすすめ。
- PMS(イライラ、胸の張り) → チェストベリー
- 更年期症状(ほてり、のぼせ) → レッドクローバー、セージ
- 生理痛 → ラズベリーリーフ、カモミール
- リラックスしたい → カモミール、ローズヒップ
それと、ハーブティーって「味」も大事。いくら効果があっても、まずくて続かなかったら意味がない。まずは少量を試してみて、自分が好きな味かどうか確認してから続けるといいと思います。
続けるコツ
ハーブティーの効果は、正直すぐには出ません。2〜3ヶ月続けてみて、「なんとなく調子がいいかも」と感じるくらい。
だから、無理して毎日飲もうとするより、朝のルーティンや夜のリラックスタイムに組み込んで、習慣にしちゃうのがいちばん。
わたしは朝、コーヒーの代わりにチェストベリーを飲むようにして、3ヶ月くらいでPMSが少し楽になった気がしています(個人差はあると思いますが)。
注意してほしいこと
ハーブティーは「自然なもの」だけど、だからといって100%安全とは限りません。
- 妊娠中・授乳中は避けたほうがいいものが多い
- ホルモン療法中、ピル服用中の人は医師に相談
- アレルギーがある人は成分を確認
- 何か症状が悪化したら、すぐに中止して婦人科へ
あと、「ハーブで治そう」と思わないこと。あくまで日常のサポート。生理不順がひどい、痛みが強いなど、気になる症状があるなら、まず病院で相談してくださいね。
※この記事は医学的アドバイスではありません。気になる症状がある場合は、婦人科を受診してください。