妊活中のストレス、どう付き合う?心とカラダのセルフケア
排卵日が近づくと胃が痛くなる
妊活を始めたばかりの頃は、希望でいっぱいだった。基礎体温を測るのも楽しかったし、排卵検査薬が陽性になるとワクワクした。
でも3ヶ月、半年と経つうちに、気持ちが変わってきた。
排卵日が近づくとプレッシャーで胃がキリキリする。生理が来るたびに落ち込む。SNSで友達の妊娠報告を見て、おめでとうと思いながらもスマホをそっと閉じる。
——こんな経験をしてる人、たぶんすごく多い。
ストレスが妊活に影響するのは本当
「ストレスを溜めないで」ってよく言われるけど、それができたら苦労しない。でも、ストレスが妊活に悪影響を与えるのは医学的にも事実。
ストレスホルモン(コルチゾール)が過剰に分泌されると——
- 排卵が遅れる、または排卵しないことがある
- 黄体ホルモンの分泌が減る
- 子宮内膜が十分に厚くならない
つまり、ストレス→ホルモンバランスの乱れ→妊娠しにくくなる、という流れは確かにある。
ただ、「だからストレスをゼロにしなきゃ」と思うとそれ自体がストレスになるから、「完全になくす」じゃなくて「上手に付き合う」くらいの目標でいい。
心のケア
妊活を「生活のすべて」にしない
基礎体温、排卵検査、タイミング、サプリ、食事管理——やることが多すぎて、気づいたら1日中妊活のことを考えてた、なんてことになりがち。
意識的に「妊活と関係ないこと」をする時間を作る。映画を観る、友達とランチに行く、没頭できる趣味をやる。なんでもいい。
SNSの妊活アカウントから距離を置く
同じ境遇の人とつながるのは心強い反面、他の人の陽性反応を見て落ち込むこともある。
「見てるとつらいな」と感じたら、ミュートしていい。薄情じゃない。自分を守ることが最優先。
泣きたいときは泣く
生理が来て泣くのは、弱いからじゃない。それだけ真剣に向き合ってるってことだから。
ひとりで泣いてもいいし、パートナーの前で泣いてもいい。感情を押し込めるほうがずっとしんどい。
カラダのケア
軽い運動を習慣にする
激しい運動じゃなくていい。ウォーキング、ヨガ、ストレッチくらいで十分。
運動するとセロトニン(幸せホルモン)が出るから、気分が安定しやすくなる。あと、血行がよくなるのは子宮環境にもプラス。
睡眠を最優先にする
ホルモンは寝てる間に分泌される。睡眠の質が落ちると、ダイレクトにホルモンバランスに響く。
理想は7〜8時間。難しければ、せめて寝る前のスマホをやめるだけでも睡眠の質は変わる。
温める
冷えは血行不良→子宮・卵巣への血流低下につながる。
お腹と腰を中心に温める。入浴はシャワーで済まさずに湯船に浸かる。妊活用のホットジェルを使うのもひとつの方法。
パートナーとの関係
タイミングが「義務」にならないように
排卵日に合わせるのは大事。でも「今日しなきゃ」というプレッシャーが重なると、ふたりの関係がギスギスしてくる。
「排卵日だから」じゃなくて、日頃からスキンシップを取る。手をつなぐ、ハグする、一緒にソファでダラダラする。そういう何気ないことが、結果的にタイミングのハードルを下げてくれる。
気持ちを共有する
妊活のつらさは、同性の友達のほうがわかってくれるかもしれない。でも、パートナーにも「今こんな気持ち」を伝えてほしい。
男性側も、実はプレッシャーを感じてることが多い。お互いに「つらいよね」と言える関係が、いちばんの支えになる。
専門家の力を借りるタイミング
- 妊活を始めて1年経っても妊娠しない場合(35歳以上なら半年)
- ストレスで日常生活に支障が出てるとき
- パートナーとの関係が悪化してるとき
不妊治療はもちろんだけど、カウンセリングという選択肢もある。妊活専門のカウンセラーもいるから、「話を聞いてもらうだけ」でもかなり楽になることがある。
ひとりで抱え込まないでほしい。
この記事は一般的な情報提供を目的としています。医学的なアドバイスが必要な場合は、かかりつけの医師に相談してください。