おりものの色・量・においが気になる…正常と異常の見分け方
下着についたおりもの、気になったことない?
トイレで下着を見たとき、「あれ、こんな色だったっけ?」「なんか量が多い気がする…」って不安になったこと、わたしは何度もある。でも周りに聞きづらいし、ネットで調べても「すぐ病院へ!」みたいな極端な情報ばかりで、余計に混乱しちゃうんだよね。
おりものって、体調や生理周期で変わるのが普通。でも「この変化は正常なのか、それとも病院に行くべきなのか」の境界線が分かりにくい。今回は、わたしが婦人科の先生に取材してきた内容と、自分の経験を合わせて、おりものの色・量・においの見分け方をまとめてみる。
正常なおりものって、どんな感じ?
まず知っておきたいのは、「おりものは出るのが当たり前」ってこと。膣内を清潔に保ったり、排卵期に精子が入りやすくしたり、ちゃんと役割がある。
色
健康なときは、透明〜乳白色が基本。下着について乾くと、クリーム色っぽく見えることもある。わたしは最初これを見て「黄色い!大丈夫?」って焦ったけど、実はこれ、正常の範囲内。
量
これが一番個人差が大きい。生理周期でも変わるから、「自分の普通」を知っておくのが大事。
- 生理直後:少なめでサラッとしてる
- 排卵期(生理開始から2週間前後):透明で伸びるようなおりものが増える。これは卵巣が活発に働いてる証拠
- 生理前:白っぽくドロッとした感じになって、また量が増えることも
わたしは排卵期になると下着が湿る感じがして、「これって多すぎる?」って思ってたけど、先生に「排卵してる健康な証拠」って言われて安心した。
におい
無臭〜かすかに酸っぱいにおいがするのが正常。これは膣内を守ってる乳酸菌(デーデルライン桿菌)のおかげ。ヨーグルトっぽいにおいって表現する人もいる。
「これ、ちょっとおかしいかも」のサイン
ここからが本題。おりものの色が普段と違うとき、どう判断すればいい?
白くてポロポロ・カッテージチーズみたい
考えられる原因:カンジダ膣炎
かゆみが強くて、おりものが白くてポロポロしてたら、カンジダの可能性が高い。わたしも一度なったことがあるけど、とにかく痒くて我慢できなかった。疲れやストレスで免疫が落ちたときに出やすい。
黄色〜黄緑色
考えられる原因:細菌性膣炎、トリコモナス膣炎
乾いた状態の薄い黄色じゃなくて、明らかに黄色っぽかったり、黄緑がかってる場合は要注意。特に魚が腐ったようなにおいがしたら、細菌性膣炎の可能性がある。
緑色・泡立ってる
考えられる原因:トリコモナス膣炎
緑がかったおりもので、泡立ってるように見えたら、これは性感染症のひとつ。パートナーと一緒に治療する必要があるから、早めに婦人科へ。
茶色・ピンク色
考えられる原因:不正出血、排卵出血、子宮の病気など
血が混じって茶色やピンクになってることがある。排卵期にちょっとだけピンクのおりものが出るのは「排卵出血」で心配ないことも多い。
ただし、生理以外で何日も続く、生理じゃない時期に茶色いおりものが続く場合は、子宮頸がんや子宮筋腫、ポリープなどの可能性もあるから、必ず受診して。わたしの友人は「たぶん排卵出血だろう」って放置してたら、実は子宮頸部にポリープができてたことがあった。
量が多い・少ないのは問題?
おりものの量って、正直すごく個人差がある。「みんなこんなもん」っていう基準がないから、判断が難しいんだよね。
量が多い場合
生理周期で増えるのは正常。でも、急に量が増えたとか、下着がびしょびしょになるほどだと、感染症や炎症のサインかも。においや色もチェックして、気になるなら婦人科へ。
ちなみにわたしは排卵期の量が多くて、おりものシートを使ってる。これは体質だから気にしてない。
量が少ない場合
更年期に近づくと女性ホルモンが減って、おりものも減る傾向にある。30代だと「まだ早いかな」って思うけど、ストレスや睡眠不足でホルモンバランスが崩れると、量が減ることもある。
極端に少ないと膣内が乾燥して、性交痛の原因になったりもするから、気になるときは婦人科で相談してみて。
においの変化で気をつけること
においって、おりものの状態を知る大事なサイン。
酸っぱいにおい → OK
生臭い・魚臭い → 細菌性膣炎の可能性
腐ったようなにおい → 感染症や、タンポンの取り忘れ(意外とある)
わたしが取材した婦人科医の先生が言ってたけど、「タンポンの取り忘れで受診する人、思ってるより多い」らしい。生理の終わりかけに入れたタンポンをそのまま忘れちゃって、数日後に強烈なにおいで気づくパターン。もし心当たりがあったら、すぐ病院へ。
あと、生理前後やセックスの後はにおいが少し強くなることもある。これは一時的なものだから、1〜2日で元に戻るなら大丈夫。
婦人科に行くべきタイミング
「これくらいで病院行っていいのかな…」って躊躇する気持ち、すごく分かる。でも、以下に当てはまるなら迷わず受診して。
- かゆみや痛みがある
- 色が明らかにおかしい(黄緑、緑など)
- においが強烈、または急に変わった
- 量が急に増えた、または減った
- 不正出血が続く
- セックス後に出血する
「たぶん大丈夫」って思ってても、感染症は放置すると不妊の原因になったり、パートナーにうつしたりすることもある。早めに診てもらえば、薬ですぐ治ることが多い。
わたしは以前、「排卵期だからかな」って軽く考えてたおりものの変化が、実は細菌性膣炎だったことがある。受診したら1週間くらいで治って、「もっと早く来ればよかった」って思った。
最後にひとこと
おりものって、体からの大事なサイン。「恥ずかしい」「このくらい平気」って我慢しないで、気になったら婦人科に相談してほしい。
わたし自身、最初は婦人科に行くのが緊張したけど、一度行ったら「なんだ、こんなもんか」って感じだった。先生も看護師さんも慣れてるし、むしろ「よく気づいて来てくれたね」って言ってもらえることが多い。
自分の体のこと、もっと気軽に相談していい。おりものの色・量・においの変化に気づけるのは、自分だけだから。