経血の色が変わるのはなぜ?赤・茶色・黒が教えてくれる体のサイン
生理・PMS

経血の色が変わるのはなぜ?赤・茶色・黒が教えてくれる体のサイン

by フェムケアジャーナル編集部
#経血 #色 #サイン #生理

「あれ、今月の生理、いつもと色が違う…?」

ナプキンを替えるとき、ふとそう思ったことはありませんか。わたしは20代の頃、経血が茶色っぽくて「これって大丈夫なのかな」と不安になったことがあります。鮮やかな赤の日もあれば、黒っぽい日もある。でも周りに聞くのもちょっと恥ずかしくて、ひとりでモヤモヤしていました。

実は、経血の色はホルモンバランスや体調、生理の周期によって変化するもの。色を知ることで、自分の体が今どんな状態なのかを知る手がかりになるんです。

経血の色が変わる理由

経血の色を決めるのは、主に「血液の酸化」です。

生理は、子宮内膜が剥がれ落ちて排出される現象。この内膜には血液がたっぷり含まれています。排出されるまでの時間が長ければ長いほど、血液は空気に触れて酸化し、色が濃くなっていきます。

つまり、経血の色は「鮮度」を表していると言ってもいいかもしれません。

  • 赤い経血 → 排出スピードが速い、新鮮な血液
  • 茶色・黒っぽい経血 → 排出に時間がかかった、酸化した血液

これに加えて、ホルモンバランス、経血量、子宮の状態なども色に影響します。

色別にみる経血のサイン

鮮やかな赤(ブライトレッド)

生理2日目〜3日目に多く見られる、いちばん一般的な色。

この時期は経血量が多く、排出もスムーズ。血液が新鮮なうちに体外に出ているので、鮮やかな赤になります。健康的な生理の証拠と言えます。

ただし、生理が終わりかけているのに鮮血が出続ける場合は、出血が止まりにくくなっている可能性も。気になるときは様子を見て、続くようなら婦人科に相談してみてください。

暗めの赤(ダークレッド)

少しくすんだような、深い赤色。

経血量が多い人や、生理の中盤〜後半に見られやすい色です。排出までに少し時間がかかって、軽く酸化している状態。これ自体は異常ではありません。

ただ、レバーのような大きな塊が混じっている場合は、子宮筋腫や子宮内膜症などの可能性もゼロではありません。塊が頻繁に出る、量が多すぎると感じるときは、一度チェックしてもらうと安心です。

茶色(ブラウン)

生理の始まりや終わりかけに多い色。

生理初日や最終日は経血量が少なく、体内に留まる時間が長くなりがち。そのため酸化が進んで、茶色っぽくなります。これはごく自然なこと。

わたしも生理の最後の1〜2日は茶色っぽい少量の出血が続くタイプなのですが、これは「子宮がきちんと掃除されている証拠」だと聞いて、安心しました。

ただし、生理期間中ずっと茶色だったり、生理じゃないときに茶色い出血が続く場合は、不正出血の可能性もあります。ホルモンバランスの乱れや、子宮の異常が隠れていることもあるので、心配なときは受診を。

黒っぽい色(ブラック)

一見ぎょっとするかもしれませんが、これも多くの場合は心配いりません。

血液が長時間体内に留まり、しっかり酸化すると黒っぽくなります。生理の最終日や、経血量が少ない人に見られやすい色です。

前回の生理で排出しきれなかった古い血が、今回の生理と一緒に出てくることも。特に初日に黒っぽい経血が出るのは、前回の「残り」が掃除されている証拠かもしれません。

ただ、毎回黒っぽい・量が極端に少ない・生理期間が短すぎる(2日以内)といった場合は、ホルモンバランスの乱れや無排卵月経の可能性も。気になるなら基礎体温をつけてみるのもおすすめです。

ピンク・薄い赤

経血が薄まったような、淡い色。

これは経血に子宮頸管の粘液(おりもの)が混ざっている状態。生理の始まりや終わりに見られることがあります。

また、貧血気味で経血量が少ない場合も、色が薄くなりがち。立ちくらみやだるさを感じるなら、鉄分不足のサインかもしれません。

妊娠初期の着床出血でもピンク色の出血が見られることがあるので、心当たりがあるときは妊娠検査薬でチェックしてみて。

オレンジっぽい色

これはちょっと注意が必要なサイン。

経血がオレンジ色に見える場合、子宮頸管の炎症や感染症の可能性があります。おりものに異常な臭いがある、かゆみがある、といった症状が伴うときは、早めに婦人科を受診してください。

性感染症(STI)の可能性もゼロではないので、放置せずにチェックしてもらいましょう。

こんなときは婦人科へ

経血の色だけで判断するのは難しいけれど、以下のような場合は一度相談してみることをおすすめします。

  • 大きな塊が頻繁に出る(500円玉サイズ以上)
  • 生理じゃないときに出血が続く
  • 経血の色がいつもと明らかに違う、異臭がする
  • 生理痛がひどくて日常生活に支障が出る
  • 生理周期が極端に乱れている

特に、不正出血は子宮や卵巣の病気のサインのこともあります。「たぶん大丈夫」と思っても、念のため診てもらうと安心です。

経血の色は「体の声」

経血の色は、毎月届く体からのお便りみたいなもの。

赤、茶色、黒。色が変わるのは自然なことだし、体が正常に働いている証拠でもあります。でも、いつもと違う色が続いたり、他の症状が伴う場合は、体が何かを伝えようとしているのかもしれません。

生理のたびにナプキンをチェックする習慣をつけると、自分の「普通」がわかってきます。そうすると、ちょっとした変化にも気づきやすくなる。

わたしも最初は「なんか変だな」と思うだけだったけど、記録をつけ始めてから、ストレスが溜まると色が濃くなりやすいとか、睡眠不足の月は量が減る、とか、自分なりのパターンが見えてきました。

体のサインに耳を傾けながら、自分をいたわる生理期間にできたらいいですよね。


※この記事は医学的アドバイスではありません。気になる症状が続く場合や不安がある場合は、婦人科で相談してくださいね。

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