デリケートゾーンのムレ対策|夏でも快適に過ごすための実践ガイド
「なんか…ムレてる?」
夏の満員電車、デスクワーク中、生理中。ふとした瞬間に気づく、あの不快感。周りに相談しづらいテーマだけど、実は多くの女性が抱えている悩みです。
わたしも20代の頃、夏になると毎年この問題に悩まされていました。かゆみやにおいが気になって、仕事中も集中できないことも。でも、正しい対策を知ってからは、夏でもかなり快適に過ごせるようになったんです。
なぜデリケートゾーンはムレやすいのか
まず知っておきたいのが、デリケートゾーンがムレやすい理由。
一番大きいのは構造上の問題。デリケートゾーンは皮膚が重なり合っていて、もともと通気性が悪い部位です。そこに下着やボトムスで覆われるから、熱や湿気がこもりやすい。夏はさらに気温が上がって汗をかくので、ムレが悪化します。
生理中はもっと深刻。ナプキンが密着することで通気性がほぼゼロになり、経血や汗で湿度が一気に上がります。生理の終わりかけでも「なんとなくムレてる」と感じるのは、これが原因。
それから意外と見落としがちなのが、洗いすぎ。「清潔にしなきゃ」と思ってゴシゴシ洗うと、皮膚のバリア機能が壊れて、かえって汗をかきやすくなることがあります。
今日からできるムレ対策
下着選びを見直す
これ、本当に効果あります。
素材は綿(コットン)100%がベスト。吸湿性が高くて、汗を吸い取ってくれるので、ムレにくい。化繊のレースやサテン素材は見た目は可愛いけど、通気性がイマイチなので、夏は避けた方が無難です。
サイズもポイント。小さすぎる下着は締め付けで通気性が悪くなるし、大きすぎると摩擦でムレやすくなる。ちょうどいいサイズを選ぶだけで、かなり変わります。
あと、ボクサーパンツタイプもおすすめ。太ももとの接地面が多いから一見ムレそうだけど、実は股部分の密着度が低くて、意外と快適だったりします。
生理中の工夫
ナプキンを使っている人は、こまめな交換が基本。
「まだ汚れてないから…」と思っても、2〜3時間に1回は替えた方がいい。経血が少なくても、汗や湿気は溜まっているので。
可能であれば、タンポンや月経カップに切り替えるのも一つの手。ナプキンと違って肌に密着しないから、通気性が段違いに良くなります。わたしは日中はタンポン、夜はナプキンと使い分けてます。
最近は吸水ショーツも人気だけど、夏は正直ムレやすい。構造上、防水層があるので通気性は落ちます。使うなら、軽い日や終わりかけの日に限定する方がいいかも。
服装を工夫する
スキニーパンツやタイトスカートは、見た目はいいけどムレの原因に。
夏はできるだけ、ゆったりしたボトムスを選びましょう。ワイドパンツ、マキシスカート、Aラインのワンピース。空気の通り道ができるだけで、だいぶ違います。
それから、ストッキングやタイツも要注意。仕事柄どうしても必要な人は、通気性の高いタイプを選ぶか、休憩時間に少しでも脱ぐ時間を作るといいです。
洗い方を見直す
「しっかり洗わなきゃ」って思いがちだけど、デリケートゾーンは優しく洗うのが正解。
ボディソープでゴシゴシ洗うのはNG。デリケートゾーン専用のソープを使って、泡で優しく洗う程度で十分です。洗いすぎると常在菌のバランスが崩れて、かえってにおいやムレの原因になります。
お湯の温度もぬるめに。熱いお湯は皮膚の油分を奪って、乾燥や炎症を引き起こすことがあります。38度前後がベスト。
外出先でできること
デスクワークの人は、1時間に1回は立ち上がって少し歩く。これだけでも、股間の通気性が変わります。
トイレに行ったときに、デリケートゾーン用のウェットシートで軽く拭くのもおすすめ。汗や皮脂を取り除けるし、リフレッシュできます。ただし、アルコール入りのものは刺激が強いので、ノンアルコールタイプを選んで。
あと、職場やカバンに替えの下着を1枚入れておくと安心。汗をかいたら着替えられるだけで、だいぶ快適度が上がります。
こんな症状があったら要注意
ムレ対策をしても改善しない場合や、こんな症状がある場合は婦人科を受診した方がいいです。
- 強いかゆみが続く
- 白っぽいカスやポロポロしたおりものが出る
- いつもと違うにおいがする
- 赤みや腫れがある
- ヒリヒリとした痛みがある
これらはカンジダ症や細菌性腟炎など、感染症のサインかもしれません。ムレだけの問題じゃないので、早めに専門医に診てもらってくださいね。
完璧を目指さなくていい
ムレ対策って、全部完璧にやろうとすると疲れます。
わたしも最初は「綿の下着を毎日履いて、ナプキンは2時間おきに替えて、タイトな服は絶対着ない」とか頑張ってたけど、それはそれでストレスで。
できることから少しずつ。今日は綿の下着にしてみよう、生理中だけはゆったりパンツにしよう。そんな感じで、自分に合う方法を見つけていけばいいと思います。
夏は暑いし、デリケートゾーンのムレは避けられない部分もある。でも、ちょっとした工夫で不快感はかなり軽減できます。自分の体と向き合いながら、快適に過ごせる方法を探してみてください。
※この記事は一般的な情報提供を目的としています。症状が続く場合や気になる場合は、婦人科で相談してみてくださいね。